環境マルチ組織（気が付いたらマルチ集団）にいたこと 体験談⑤最後に。思うこと。
最近
ようやく２年以上が経過し、ここ最近は気持ちも穏やかに
いい経験だったと振り返る事ができるようになりました。
無駄にしたお金や労力、時間はたくさんありましたが、
人生の勉強代ととらえるようにしました。
また、人間不信になりたくはなかったけど、
今でも夢を語られたり、何か勧められたりする際には
その発言の裏には何があるのかな。と
ちょっと疑い深くなりましたね。
環境について思う事 気を付けて欲しいこと
もともとはネットワークビジネスだった
（ニューデイズ→モデーア→ワンダーランド）
ようなのでビジネスにおいての考え方、自己成長のさせ方、
思考の持ち方とか勉強になるものも多かったのは事実です。
環境で学んだコミュニケーションの取り方とかとかは、どの社会人にも
役立つものだと思います。
（とはいえ、そんな内容は本にもネットにも当たり前のように書いて
あるので、わざわざ毎月15万円以上の自己（事故）投資をしてまで
得るようなものではないです。）
だからこそ、集まってくる人は努力家で、良くあろうとする人たちが多かったし、
そういう学びをしている人がたくさん集まる場所が輝かしいものに
見えるのも当然です。
だからこそ、そのいい人たちが環境の本質に気が付かないで
20代から30代の貴重な若いうちの大事なお金と時間を搾取され続けているのかと
思うとちょっと腹が立ちます。
今はYouTubeとかでもたくさんの優良な情報が得られる時代なので
わざわざ大きい代償を払ってまで、環境を選択する意味はないと思います。
騙されてた私が言うのもなんですが、
社会に無知だったり、人生経験が不足している若者や
自分の実力はこんなものじゃないのにと、承認欲求がみたされていなかったりする人
モテない人、モテていると勘違いしやすい人
はターゲットになりやすいので、
本当に気を付けてください。
ただ環境にいれば、お金を払い続けることで
負荷をかけている頑張る自分が出来上がるし
ある意味では承認欲求は満たされるかもしれないので、
そういう方は向いてるのかもしれません。
（ただコスパは悪いと思います。）
私が今でも疑問に思うのは
ある程度環境にいると、この組織における成功の仕方は
月に１５万円献上し続けてくれる養分を、
自分以下に最低でも５０人以上つくらないといけない
ということがわかるのに、どうしてそれを実現可能と思えるのだろうか。
（それよりかは、まずは月１５万円を生み出す副業のために勉強したり、
時間をかけたりするほうが、長期的に考えた時に自分のためにならないだろうか。）
それができると思わせる環境マジック（洗脳）なのか
私の知らないもっとすごい事がまだまだあるかもしれませんが
やっぱり現段階での環境組織はおすすめできません。
少しでも被害者が減ってくれること、
ちょっとでも問題視されて組織滅亡してくれること（この前ｱﾍﾞﾏTVでもやってましたね。祝）
を心の片隅では願っています。
Tちゃんについて思う事
Tちゃんから、辞めてからしばらくして一度だけ共通の友達の連絡先の
問い合わせがあり、あいかわらず新友探しをしているんだな思い、
そういうのはやめてほしいと、教えませんでした。
それ以外の連絡は全くありません。
私はもう用済みみたいな感じなのかな。。。悲
マルチで友達を失うってこういう事なんだとも学びました。
ただTちゃんは私を騙そうと思ってしたことではないと
十分にわかっているつもりでいます。
Tちゃんの性格上そんなことをする子じゃないから。
本当にいい環境だと思って、紹介して、彼女はそこで成功しようと
全力出して頑張ってきているのも確かなので
ショックを受けたのは事実あるけど、彼女を嫌いになったわけでもありません。
そーだな。。しいて言うなら、
ちょっと空気が読めずに、空回った頑張りに一緒に振り回されてみた
って感じですかね。
でもそういうところも含めて、昔から変わっていない、
何事にも一所懸命な彼女のいいところでもあると思うから。。。
そして一緒に振り回される私も昔から変わってないってことですね。（笑）
彼女にも環境をやめてほしいと思う気持ちはありますが、
それは私の価値観の押し付けになってしまうし、
人の価値観、考え方はそれぞれ。
Tちゃんが納得するまで頑張ればいいのかなって
思ってしまう自分もいます。（それはひどいことなのかな。。。？）
何年後かに
いつか彼女とはまた腹をわって話せる日が来たらいいなと思います。
（その時にMちゃんが環境を続けていても、いなくても）
長くなってしまいましたが、おわりです。
主に自分の気持ちのまとめとして書いたつもりですが、
気持ちの共有や、誰かの行動を考えなおすきっかけ等になれば幸いです。
ありがとうございました。
環境マルチ組織（気が付いたらマルチ集団）にいたこと 体験談④決断から抜け出すまで
紹介者（Tちゃん）に辞めたいと話す
Tちゃんとともに環境を辞められたらいいとは思うのですが、
彼女は３年以上組織に在籍しており
しっかりと環境組織に思考が染まっています。
宗教などでも、本人の意思がない限り
他人が辞めさせる介入というのはほぼ不可能、むしろ逆効果と聞いたことがあります。
特にTちゃんの性格上
私が何を言っても受け取れないこともわかっているし
私が感じた環境への不信をTちゃんに
押し付けてもいけないなと思いました。
思考の誘導はあったのかもしれないけど
最終的にはすべて自分で決めたことだし、
人のせいにするのも違う。けど。。。
被害者感をだしてTちゃんを責めたいわけでも
嫌味を言いたいわけでもないのですが、
あの時はどうしても「騙されていた」というもやもやした感情
がぬぐえずにいて、感情の処理や方向性がわからず。。。
とはいえ組織を信じきっている彼女に対しどう伝えればいいのか
かなり悩みつつも、シンプルにやめたいと、思いを伝えました。
当然Tちゃんからは、なんでそう思ったのとか、
先輩メンバーに相談しようとか言われましたが
お願いだからそういうことはもうしないでと伝えました。
ただ最終的には私もいろんな感情があふれ、泣きながら、
「私たちのしていることって新規メンバーの発掘というより
勧誘行為だよね？マルチみたいだよね。
この組織で成功するということが、自分の下に
不幸な人をたくさん作り続けなきゃいけないってことに思えてきた。
自分の下にメンバーができてしまったらもう後には引けなくなる気がするから
やめようと思う」
といい少しせめてしまい、Tちゃんもあれこれ必死に言ってくれますが、
「わたしはこんな気持ちで、もう活動できない。」
と伝えました。
師匠に聞いてみる
その後もTちゃんからは何度も、何度も
私の気持ちや悩みについて師匠に聞いてみよう。
と催促がありました。
Tちゃんはよかれと思っていろんな関わりを持とうとしてくれますが、
それをされるほどに気持ちがしんどくなってきます。
環境では思考を師匠と同じにするチューニングというものがあり、
Tちゃん曰く、今の私の思いや感情もチューニングが必要だからと。
とはいえ、私は「この組織っていったいなんなんですか。詐欺じゃないんですか？」
なんて事を師匠に直接聞けるわけもないので、本当に嫌でした。
ただTちゃんが何度も私に働きかけてくることもあり、
そこまで言うのならと、もしかしたら、師匠なら納得できるこたえを
持っているのかもと思い、手汗握りしめながら
あるイベントの際、Tちゃんとともに師匠に質問しにいきました。
私「最近活動の中で、疑問に思うことがあって。。。
現状満足している子とかを、私たちが理由付けして
この世界に引き入れるのがすごく引っかかってます。。。
この組織でしているのって勧誘行為なのかなって。」
師匠「そうだね～」（Tちゃん「えっ勧誘なんですか？」（←そこすら自覚ないんかいっ））
私「マルチ商法みたいな感じになるんですか？」
師匠「あのさ～マルチってなにか調べてから聞いてくれる？」
（当然師匠に聞く前にも、めっちゃ調べたわ。そのうえで聞いてるんだけど。。。）
とさらっと流されるように会話終了。 （私は不安と緊張でもうこの時は涙とまらず）
やはり、悩みのこたえはそこになく、解決しなかった。（笑）
忙しいのであろう師匠とまともに話し合うこともできず、
若干めんどくさそうな対応にて、足早に去っていかれました。
おかげでちょっとふっきれたところもあります。
もはや逆に親身になってくれてたらきっと
また迷いだしてしまうかもしれなかったので
私にとってはいい対応をしてくれたなと思いました。
辞める連絡
その後Tちゃんとは何度かやり取りはありましたが、
最終的に私の意思が固いことを感じたのか、引き留めることをしなくなりました。
ただ、
自分から師匠にお願いして弟子にしてもらったんだから
辞めるときはちゃんと師匠、リーダーたち含めて
お世話になった人全員に連絡して
ありがとうございましたって
いわないとだめだといわれました。
私が騙されたと思っている組織に「辞めます！ありがとうございました！」
とあいさつしに行くとか本気で意味わからんとあの時はかなり憤りもありました。
Tちゃんが言いたいことは、
社会人マナーとしての行動で、もちろんわかることではあるけど‼
なんか認識が違くないか。。。環境が善である彼女には仕方がないのか。。。
当時の私は完全に強い被害者意識しかなかったものの
私が雑な辞め方をすることで
Tちゃんの評価にもつながったりするのかなとか、
自分のしてきたことの恥ずかしさと、罪と、後悔から
早く逃れたくて、さっさと連絡して波風立てずに、
きれいに丸く収める方が、結局は自分のためになると思い
不本意ながらも自分の直属のリーダたち、師匠に直接電話をして
辞めることを伝えました。
リーダー達の電話のなかで
「結局は続けられないのは金（の問題）でしょ。」とか
「今後の人生もそうやってすぐに投げ出す人生だよ」などと言われ、
「はい、そうですね。すいません。今までありがとうございました。」
をひたすら繰り返して連絡をおえました。
（今思えばやっぱりあの連絡って不要だったな。あの時の自分よくやったなって思います。）
あまり関われなかった師匠はともかく、
リーダー達にはいろいろ話と
相談に乗ってもらったりすることもあったので
環境メンバーであったとしても、いい方たちだと思ってはいたのですが、
そういう言葉を聞いて、同じ環境民でなければ不要な存在なんだなと感じました。
ちょっと落ち込む出来事はありましたが、
これで無事に環境から脱退することができました。
落ち込む毎日
そこから半年から１年くらいは
かなり心身ともに鬱々とした日々が続いていました。
人生変えられるかも‼と思って飛び込んだ世界で
思考の刷り込みをうけていて信じ切っていたこと
（本当にまさか自分が、、、ってやつです。）
自分も自覚がないままにいいものだと思って
人を誘導したり、洗脳させようとしていたこと
はじめて洗脳というものを自覚したこと
こういう世界が世の中にはたくさんあるということ
を体験して、
自分の馬鹿さ、してきた事の恥ずかしさ、失ったもの（家族、友達の信頼、お金）
の事を毎日考えてしまい、毎日落ち込んでいました。
活動のために遠方から引っ越していたため
周囲にTちゃん以外の友達、知り合いはおらず
しばらくは孤独でみじめな日々でした。
このままではいけないと思い、なるべく本を読んだり、一人旅をしたり、
暇な時間をつくらないよう（暇になると環境の後悔を考えてしまうから）
仕事をたくさん入れて過ごして、
時間に解決してもらった感じです。
環境マルチ組織（気が付いたらマルチ集団）にいたこと 体験談③違和感抱く出来事と決断
違和感を持った数々のきっかけたち①～⑤
私が大阪に来てから活動を通して出会った良い方たち（環境外の方）がきっかけで
早い段階で環境組織の不信点に気づかせてもらえ、脱退することができました。
無知で単純バカな私を救い上げてくれた方たちには、本当に感謝でいっぱいです。
運がよかったと思っています。
ここでは違和感をもつ出来事を大きく4つ紹介します。
違和感をもったきっかけ①
活動していくなかで、ある女の子と仲良くなりました。
ある日その子から急に
「〇〇さん（私）、こういう人たちがいるから気を付けてくださいね！
前に友達増やしたいっていってたから心配で‼」
とラインがきました。
内容をみたらツイッターのスクショで、
環境脱退した人の体験談、注意喚起を含めた環境の特徴
が書かれていました。
内容としては
構成員は街コンやスイッチバーに多数出没、
また合コン、タコパやフットサルなどを月に何回も開いていて
何度か２人で食事に行き、仲良くなってくると金持ち父さんの本を紹介され、
勉強会やセミナーに誘ってくる。勉強会では自己投資が大事といい
洗脳させ入会から３月後には師匠のお店の日用品を
１５万円分買い込みさせられる。
厄介なのは勧誘者自身も洗脳されている被害者で、
善意の気持ちでいいものだからと
環境や師匠、商品を勧めてくるところ。
勧誘者自身もいいものと思って商品を買っている。
それを読んで私はあれ、これ自分がやってること、、？
とドキッっとしたのと同時に
こんなにいい人達のいる組織が、そんな組織であるわけがない！
ネットの情報はゴミだから‼（セミナーで教わっていたこと）
と思い込もうとしました。（見たいもの、信じたいものだけを見る信じるってこういうこと、、、）
先輩たちにもすぐに相談したりして
「こうやって足を引っ張る人は必ずいるから、惑わされないようにね。」
と助言をもらい、気にしないようにすることにしました。
とはいえ、心のどこかにこの出来事はずっとのこっていました。
違和感を持ったきっかけ②
セミナーの内容です。
月１回の幕張の全国会議という、全国からの環境民を集結させた
セミナーがありました。一万人会議ともいわれていました。
いろいろ楽しい内容もあったのですが、
毎回どうしても違和感を感じずにはいられない事がありました。
それは系列の表彰です。
たくさんの系列（新規メンバーの獲得、既存メンバーの人数など）を
毎回ランキングで表彰などしているのですが、
「〇系〇人‼前月比〇％伸び～～！！」という
営業報告のような、何とも言えない、人間をただの駒数として
発表しているように聞こえてしまって、
ちょっと宗教くさくて、理解に時間がかかりました。
（あくまでこの時までもマルチだと全くおもっていないアホです）
３回目に参加した時くらいに、この組織って経済の勉強というより
人をたくさん集めることが目的なんだなとようやく理解し
あれ、、？思ってた経済の勉強と違うぞ。。。と思いはじめました。
また毎週末や平日夜のセミナー内容も
ほとんどが新規メンバーを獲得するチームビルディングの内容のものばかり。
それでも基本的には自己啓発や、やる気につなげるためのもので
当時の私にはありがたい内容も多かったですが
３か月もすると毎回同じような内容の繰り返しだと感じることが
多くなってきました。
毎週セミナー時間を作って、受講料（大体1,000円くらい）
とって同じ話をするのならその分
活動時間を多くとれるようにすればいいのに
と思い始めました。
そして基本的にすべてのセミナーに必ず参加します。それが環境での常識です。
そのため帰省や結婚式などには参加しません。（お金がかかるからできないともいう）
師匠をはじめ、Tちゃんなどメンバーは「家族の結婚式にも参加してないよ！」
と言っていたので、私も本当に仲の良い親友の結婚式を断念しました。
親友には本当に申し訳ない気持ちにもなったし、
共通の友人からも「なんでこないの？」と結構聞かれましたが、
（仲が良すぎたため親戚の結婚式とかいう嘘もばれる為つけなかった）
もちろん正直に答えられるわけでもなく、
今やっているプロジェクトの会議があるから
などと訳の分からん嘘をついて、欠席しました。
友人達からはだいぶ不信に思われたと思います。
（そして今でも正直にはなせていません。泣）
親友の結婚式当日に受けていたセミナーも
予想していた通り、内容のほとんどが聞いたことのあるものでした。
セミナー終わりに、わたしはこの知っている内容を聞くために
わざわざ親友の結婚式を欠席したの？
今日のセミナー聞くより、一生に一度の親友の結婚式に参加して
祝福することが親友も私も幸せだったんじゃ、、、
という後悔の念が押し寄せて、帰りに一人涙しました。
違和感を持ったきっかけ③
初回自己投資から１か月、また自己投資の日がきました。
もちろん前回購入したものは、毎日使用してはいるものの使い切ってはいません。
そんな中で２回目も同じ１５万円パックを購入。
当然ですが１５万円分の商品って結構大量なのですよ。
狭くてモノもほとんどなかった家に未開封の商品が
お店のように多量にならんでる姿を見た時に、
正直結構邪魔だし
こんなにいらないんだけどな。
これをつづけていくのか？物の無駄遣いじゃ、、？
と思ってしまう自分がいました。
また数年にわたり環境を続けているメンバーの家にお邪魔した際
狭い家のラックに、倉庫のように大量に
使い切れていない商品が積んであるのをみて
すごく違和感を感じました。
使わないものを高額出して毎月買い続けるって意味があるのだろうか
この未開封のまま積まれて放置されている日用品をみて
みんな何も思わないのだろうか？
私もいずれこんな風になっちゃうのかなと
不安な感情が渦巻いてきました。
違和感を持ったきっかけ④
活動を続けていく中で、
道で声をかけた一人の新友と仲良くなりました。
とてもかわいくて性格の良い子でした。
数回食事を重ね、だいぶ打ち解ける仲になり
私個人としても、この子と出会えてよかったなと本心で思っていました。
その子にはネイルを勉強していて、週末ネイルサロン的なものを
やりたいという夢があり、
そういう希望や夢を持つ人は環境にとって最高の対象者です。
私はよかれと思いながら、その子をイベントなどに誘い
先輩メンバーに紹介をすすめていくなかで
ある時、ふと思ったのです。
もし現状特に不満もなく、幸せそうなこの子を
この過酷なメンタルトレーニングのような環境に引き入れるのって
その子のため本当になるのかな。
今のままでも、この子のペースで十分やっていけるはずなのに
環境に入ることで、やりたい事をいったん横に置かせて、
かつ、私と同じような苦労をこの子にさせることにならないだろうか。
と考え始めたら
私のやっていることってすごく怖いことなんじゃないかと
思いはじめました。
最終的にその子は
ネイルの勉強でいっぱいだから、私が紹介した勉強会の道には進まないと
決めてくれました。
私はその瞬間、本来であれば、落胆するところを
なぜかホッと安心してしまう自分がいました。
それからというもの
この環境で成功することってなんなのか
ここで本当になりたい自分になれるのかなのか
自分がそもそも本当にしたい事は何だったのか
他人の見方が変わってきてないか（人を勧誘対象としてみてないか）
と疑問を抱き始めます。
とはいえ、
人生変えるために、親や友達の反対を押し切ってまで
自分で選択して、はるばる大阪まで来たのだから
とにかく環境、仲間、Tちゃん、師匠をまずは信じ切ろう‼
と何度も思いました。
自分が間違った選択をしていると思いたくなかったので
そういった負の面も見ないふりだったり、解釈の問題ととらえるようにしました。
やめる決断をした最終的なきっかけ⑤
そんなある日
街コンで出会った新友よりまた会おうとお誘いがありました。
とある化粧品販売業をしていると聞いていた女の子でした。
その子とは何度か食事をした仲だったのですが、
今回会う前から、ちょっとお誘いしたいことがあってね、
とは言われてて、化粧関連のなにかかな～なんて思っていたら
「わたし実はネットワークビジネスをしていて、
〇〇ちゃん（私）と何度か話している中で、人柄を含めて
一緒に仕事をしたいと思っている」と話がありました。
あぁそういうことだったのか、私と同じことをこの子もしていたんだ
という認識と、
ってことはやっぱり、私がしていたのもしっかりマルチじゃないか、、、
といまさらながらその時、確信に変わりました。
そこから
今なにか別のネットワークやの何か組織に参加していないかと聞かれ、
私はやや、ためらいながらも、環境という組織にいると正直につたえました。
その子より
「私が誘いたい以前に、、、。
まずその組織は本当にヤバいよ。
私もこの仕事をしているから、いろいろ環境について
知ってはいるけど、本気で社会悪だと思っている。」
と言われ、
そこで彼女から様々なことを教えてもらいました。
なりたち、歴史から
トップの人の経歴
ビジネス形態（もはやビジネスではないと。詐欺だと。（笑））
心理的アプローチをつかった洗脳方法
自己投資の真実 などなど
多くのネットワーカーのいる中で、
その環境という組織がの中身がかなり悪徳ながらここまで勢力を
拡大してることはネットワーク業界でも有名な話で、
同じマルチとして見られるのが、本当に許せないと。
こういう組織がいるから、ネットワーク界が
ひとくくりに詐欺みたいに見られて本当に憤りを感じると。
話をきいててかなりグサグサ刺さってくる内容でした。
なぜなら認めたくないことを、認めざるを得ないほどに
詳細に丁寧に説明してくれるから。（笑）
（仕事柄説明本当に上手です）
そして私もようやく洗脳されていたのだと、
はじめてこの時確信しました。
目がさめるのと同時にものすごい後悔や焦りの念にかられました。
騙されてた。。。そして私自身も人を陥れようとしていたのか、、、。
まさか自分が、、 、洗脳！？
いろんな感情がめぐりました。
もはやなにも考えられない状態に、ややパニックです。
そして彼女は私を誘ったTちゃんも加害者である以前に
被害者であることを改めて教えてくれました。
そうやって不幸な人を生み出すシステムだということ。
私も善良なふりをして、自分のような被害者を増やそうとしていた
事をようやく自覚。
そしてこの日を境に環境をやめようと決断しました。
次はこちら↓
環境マルチ組織（気が付いたらマルチ集団）にいたこと 体験談②弟子入り～活動、自己投資開始まで
弟子（メンバー）になる
師匠に自分から「弟子にしてください！お願いします！！」
とお願いをしに行きました。
師匠からの条件としては始めの3か月は
月に15万円自己投資に回せる能力を築くこと
師匠から言われたことは何でも実践すること
やりたいことは全部一旦横に置いて、
ここでの学びに全力を注ぐこと
決して優しくはないビジネスの世界で
それでもやっていける覚悟があるか
などなど言われ、乗り気の私は
できます‼なんでもやります‼と
意欲、覚悟はありますと猛烈にアピールをして
（あの時本当にやる気に満ち溢れていた）
無事弟子になる事ができました。
引っ越し、仕事さがし
この環境で頑張るにあたって
師匠の呼びかけにもすぐ対応できるように
情報をすぐに手に入れて行動できるように
師匠の家の近くに住んだほうがいいとの話は勉強会の時から聞いていたので
月15万円の自己投資をしてでもできる範囲で借りられ
師匠の家から近い場所にある、古くて狭いアパートの賃貸契約してきました。
1か月後にはすぐ引っ越しです。
もともと環境メンバーからは、親や友達にも大阪に来ることを
詳しくは伝えないほうがいいよ
（人間は知らないものには否定的、詳しくいうほど足を引っ張る存在になるからと）
とアドバイスをもらっていたので、周囲にかなりふわっと
「ちょっと環境変えようと思ってさ～」と説明。
もちろん親には反対され、友達にも「本当に大丈夫なの～？」
「突然の中学の友達ほど危険なものはないんだよ～」
（ほんとにその通りだった。笑）
などと言われてはいましたが、環境メンバーから
成功した姿を見てわかってもらえればいいんだよという言葉を信じて
そのまま引っ越しへ踏み切りました。
仕事もすぐに探し、週末には勉強会やセミナーがあるので
土日は必ず空けられ、かつ残業の無い派遣社員になりました。
メンバーになってから知った活動内容
引っ越す前に知っていた、私のやるべき事はまず
友達、仲間を作る事でした。
環境において友達のランクというか、信頼のおける友達の段階って
こんなだよみたいな勉強会があり、
①連絡先を知った新しい友達（新友）
②1対１で会う友達（心友）多分こんな感じだったよな漢字忘れた
③深い話ができる友達（信友） ②と③はちょっと記憶があやふや、大体こんな感じだったよな
④一緒に仕事もできるビジネスパートナー 真の友達（真友）
私にまず課せられた課題は
①新友を５0人作る事と②心友30人と会うこと
でした。
なので引っ越してからも時間があれば、街コンなどに行って
男女問わずたくさんの新友を作っていました。
大阪にきて引っ越しなどもろもろの手続きが終わった後に、
実はあと2回くらい勉強会の項目が残っているとTちゃんより連絡があり、
すぐ勉強会に参加することに。
その講義を受けた時に初めて、
この環境って、そういうことなのか、と
本当の活動内容がわかりました。
それは、たくさんの人と会う中で
真友（ビジネスパートナー）を見つけだし、紹介していくこと（最終的には師匠へ）
そして真友を9人作って、自分から始まるビジネス組織を作る事
（環境ではチームビルディングと呼ばれています）
でした。 （要はTちゃんが私にしてきたことを、私が新友にしていくということ）
それを聞いたときに私は正直
ああ、Tちゃんが私にしてたのってそういうことだったのね、
陰キャの私にはしんどいな、、引っ越す前にそれは教えてくれよ、、、
と内心思ってしまいましたが、
それ以上に、私は人生変えるために周囲の反対を乗り越えて
はるばる大阪来たんだから、できる‼
師匠のいうことは何でも実践するって言っちゃったし‼
後には引けんし、実はその奥に何か深い意味があるかもしれない‼
この行動力あれば私でもできるさ‼
という謎のポジティブマインドで受け入れていました。
きっと勘のいい方なら、この時点でマルチっぽいなとなるのかもしれませんが
なんせ、私は本当にそういう世界に今まで縁もなく
（ネットワークビジネスやねずみ講という単語も聞いたことあるくらい）
恥ずかしいほど、社会の事をほとんどしらない無知で
あったため、疑うということを全くしませんでした。
むしろこの環境にいることで、社会勉強をさせてもらえるのだ
と信じ切っていました。
本格活動開始
そこからは激動の生活のはじまりで
平日は仕事終わりにすぐ梅田周辺で街コンや飲み会に参加したり
道で声をかけたりして新友の連絡先をゲットし（知ってるのに道聞いたりとか）
後日そのうちの何人かと1対1で会い、打ち解け、紹介につながる人を探し
終電にて帰宅、今日出会った人たちの整理と今日の活動内容報告。
時にはイベントを主催（合コンも）したりしながら人を集める。
（ついでに2000円の料理コースを3500円くらいで請求して自分の収益にしていたり、、
環境民曰く、出会いを提供したから当然との事）
土日は朝からセミナー、勉強会、チーム会議、時間が空けばすぐに作業や新友づくり。
月に1度の週末は幕張メッセにて全国の環境民が集まる大規模セミナーがあるので、
金曜日から夜行バスにのって幕張へ行ってました。
睡眠時間は1日4時間程で、ほぼ外で活動しているので家は風呂と寝るときのみ。
朝から晩までいろんな人としゃべりっぱなしで結構しんどい生活でした。
ですが、環境民の合言葉で「負荷はふっかふか(^^)」と。
そのしんどさは結果に絶対に直結する、しんどいのはあたりまえという考え方
なので、皆ドMのように負荷をかけまくっていました。
先輩メンバー達もそれぞれすごい負荷をかけて頑張っているのだから、
わたしも頑張らなきゃ、こんなんまだまだ‼
と思っていたのと、今までの人生24時間通してこんなにも
忙しく過ごしたことがなかったので、「忙しい自分」
というものに酔っていたところもあったと思います。
（疲れすぎて判断力に欠けていたともいえます。）
15万円自己投資の正体
活動開始から2か月を過ぎたなか
自己投資実践についての講義がありました。
なんとなく健康に気を使うんだろうなというのは
まわりのメンバー達の話からは推測していました。
サブリーダーからの説明で、
自己投資とは15万円は、師匠のお店のオーガニック商品を購入すること
でした。
サブリーダーが商品説明をサラッとしていましたが、
わたしはオーガニック商品自体にそれほど興味はなく
それよりも、
早く先輩メンバー達と同じ負荷をかけながら仕事ができるんだ！
この自己投資を開始することでようやくスタートラインに立てるんだ！
という期待で一層わくわくしていました。
同期で入ったメンバー達とも、「自己投資楽しみだね！早く開始したいね～」
と本気で語り合っていました。
その翌月（弟子入りより3か月後）より自己投資開始となります。
師匠のお店で商品を買う
ようやく初回自己投資開始の日がきました。
あらかじめ商品はネットで予約しておきます。
私は15万円パックみたいな、シャンプー、リンスー、サプリ一式、etc...
などなどのセットを予約しておきました。
商品は師匠のお店に時間になったらとりに行くというものでした。
商品受け取り当日、驚いたのは、
商品を15万円の現金で、お店に行って購入し、
持参したボストンバックに詰めて商品を自分で持ち帰る
ことでした。
この時代に、このやり方なのかと正直びっくりしました。
15万すもるのなら、送料無料で自宅にまで送りつけてくれよっ。重いわっっ。
と心の中で思ってしまいました。笑
とはいえ、レジにたまにしかお目にかかれない師匠もいたので、
緊張もしつつ、会計を終え、15万円分の長いレシートを見たときに
少しだけ、なんだかわからないけど、これでいいんだよね、、、
というような不安感情があったのは今でも覚えています。
ただ当時はそれよりも
やっと負荷を自分に欠けることができた‼という喜びのほうが
大きかったですね。
次項へ続く↓
環境マルチ組織（気が付いたらマルチ集団）にいたこと 体験談①入会まで
私ね、実はマルチ集団（風）の組織に参加していたことがあります。
仲のいい友人などには一生秘密にしたい黒歴史です。
正確な組織名はなくて、（というか検索されないように）
いわゆる【環境】といわれる組織にいました。
今思えば本当によくできた組織でした。。。（笑）
いろんな意味含めて、本当に社会勉強できた。
けど人には決しておすすめできないので、再発防止も含め、
自分の気持ちの整理として、
そんな経験をお話ししたいと思います。
出会い
きっかけは中学校の同級生（以後Tちゃん）からの久々の連絡。
（すごくよくある典型例。（笑））
Tちゃんは中学時代、結構仲の良かった友人の一人だったため、
素直にうれしいと思っていました。
久々に地元帰ってきたから会おうとのことで、数人の共通の友人共に再会し
プチ同窓会みたいな感じで楽しくご飯をしました。
Tちゃんと私は同職種だったのもあり、仕事の面でも話が弾みました。
本の紹介
後日LINEで「この前こんな（お金、仕事など）話してたよね～。
この本結構おすすめだよ～。読んで見て～」と
「トップ１％の人だけが知っているお金の真実」という本を紹介され
タイトルや、見出し分など当時の私にはとても興味をそそる内容で
素直に教えてくれてありがと～な感じで本を読み進めました。
![トップ1％の人だけが知っている「お金の真実」 お金に勝手に働いてもらって給料袋を1つ増やす方法 [ 俣野 成敏 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0324/9784532320324.jpg?_ex=128x128 "トップ1％の人だけが知っている「お金の真実」 お金に勝手に働いてもらって給料袋を1つ増やす方法 [ 俣野 成敏 ]")
ざっくりとした内容としては社会や、税金の真実、統計みたいな内容で
無知なものこそ、知らない間に搾取され、損をする！お金や社会の事を学ぶべし！
みたいな感じで、実際知らなかったことも多く、結構面白かったです。
（本自体はマルチとは何の関係もありません‼普通にいい本ですが、この組織にうまいこと使用されているだけです。）
人の紹介
数日後またTちゃんからおもしろいイベントあるからこない～？って誘われ、
本の事とかまたお話したいなと思っていたので、
イベントの趣旨はよくわからないままに行くことにしました。
そのイベントは多職種交流みたいなもので、
Tちゃんも主催者側なのかな？って感じるぐらいに彼女の知り合いがたくさんいて、
そこで何人かの紹介を受けます。（いつもお世話になってる人、職場の先輩、友達）
恐らく、通常であればここでかなりの違和感があるかもなのですが
当時の私は、Tちゃんは昔から、もともとちょっと変わっている面（いい意味で）
もあったので、突然の紹介にも、正直めんどくさいなとは
思いつつ、Tちゃん楽しそうだし、お互い大人になったし、社交辞令として
わたしもその場ではノリのよい友達を演じきりました。
紹介される人皆、いい印象の人だらけ（かつ、あだ名がある）で、
今のTちゃんはこういう素敵な仲間のいる人間関係のなかで
楽しくやれているんだね、安心したよ。なんて思っていました。
師匠の存在
イベントの中で途中Tちゃんから
「私いまお世話になってる師匠がいてね、、、」
「私の師匠は事業で成功している人で、タワーマンションにすんでて、
年収何千万もあって、経済的に自由を手にしてるすごい人」
「経済のこととか社会のこと月に一回幕張メッセにきて学んでるんだ。」
「今は大体１万人くらいが全国から幕張メッセに集まって学んでいるよ」
「その師匠の元で学んでる人が参加できるもので、みんなが参加できる勉強会じゃないから、、、」
「ここにいるメンバーも何人かは師匠の元で学んでいるよ」
みたいな話がありました。
当時の私は仕事を辞めたばかりで、
今後の人生の方針について少し考えている時期でもあり、
同業職でありながらそれ以外の道で勉強しているというTちゃんを素直にすごいなって思いました。
その反面私は、いい年の大人になったにも関わらず
自分の社会、経済などへの知識の無さに焦っていた面もあったため
そんな環境で学べているTちゃんがとても羨ましくみえたのです。
そのあとにも「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバートキヨサキと、すごい投資家（名を忘れた）の講演会があるから、一緒に行こうと誘われ、むしろ乗り気で参加。もちろん参加前に金持ち父さんの本も読むようにアドバイスあり、読みました。
（この講演会も本も環境ともマルチとも何の関係もありません。ただ金持ち父さん、貧乏父さんはよくマルチ商法関連で利用されることが多いです。
特にESBIの考え方。Employee（労働従業員）からBusiness owner（ビジネスオーナー）へを教えこむために。これ自体も事実とても大切な考え方ですが、悪用されがち。
![改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4246/9784480864246.jpg?_ex=128x128 "改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]")
そうやってたびたび会ったり、連絡でやり取りをしているなかで
私はTちゃんにどんどん信頼を寄せていくようになります。
私の中でTちゃんは違う世界をみせてくれるきっかけをくれた人になったのです。
その後すぐに
私の師匠にあってみる？というお話をいただきます。
すごく忙しい方だけど、少しなら時間とってくれるからと。
当時の私はそんな貴重な人に会えるのならば、会ってみたいと思い
彼女にお願いし、師匠に合わせてもらう予定をつくってもらいました。
師匠に会う
当日、連れていかれたのは大阪市内のタワーマンション。
師匠は自宅と仕事場が一緒らしく、Tちゃんも何度かお邪魔していると。
私はタワーマンションに入る事やこういう状況が初めてだったので、
結構緊張しており、あまり詳細な記憶がないのですが、
そこでさわやかな印象の師匠と初対面しました。
緊張をほぐすような雑談から始まり、最後のほうは師匠のしてきたこと、
考えていることみたいな事を聞いていることが多かったです。
時間にして30分ほどの三者面談でした。
Tちゃんには師匠に会う前から、
本当にすごい人なんだよって持ち上げが何度もあったので、
そんな方と会話できるって貴重でありがたいことなんだと、
私は相槌打つのに精いっぱいでした。
師匠からの勧めもあり、弟子たちが開催しているという無料の勉強会に
参加してみたらとすすめられます。
勉強会
流され勧められるがままスタートアップ勉強会がはじまりました。当時私（大阪府外在住）Tちゃん（大阪市内活動）だったため、勉強会のたびに大阪まで４時間程かけながら行ってました。
ただ当時の私も自ら参加したい！と思っていったのも事実です。
その勉強会では主に３人一組で（講師、私、Tちゃん）行われ、場所はとある
レンタルスペースみたいなところなのですが
そこには私と同じように連れてこられた初々しい感じ人も何人もいて
総勢４０人が会場に結構ぎっしりいる感じです。
会場にはいった瞬間に、若い力というか、生き生きハツラツとした若者たちが
結構ガヤガヤしており、なんかのパーティなのかと思いました。
やや陰キャの私には別世界に来ちまったという後悔と同時に
私でもこういう世界に参加できるんだ～とうれしい気持ちもありました。
勉強会の内容は、自分で調べれば本に書いてあるような
お金や社会や自己啓発チックなもので、（今思えばね、そのときは新鮮だった）
いくつかの項目に分かれて勉強会がありました。
まずは、時間も、お金も自己投資大事ということ。
なりたい状態になるために、いままでためてきたもの、やりたい事は
全部一旦横において、土台を築くために、ここでの学びに全力をだしている。
成功してなりたい状態になったら、（金持ち父さん本であったE→Bにいけば）
好きな時に好きなタイミングで自由に過ごすことができるからと。
その中で講師は自分は毎月１５万円以上の自己投資してると言ってました。
経営の世界ではそれが当たり前の価値観だから、今からそれに慣れさせるためだと。
何に使っているのかを聞けば、健康になるためのサプリや日用品、セミナー代やそれにかかる交通費などといったものでした。
（ここでは決して私には自己投資しなきゃダメみたいなことは言われず、基本であり、大事な事だよという感じでした。）
あとは、自分のなりたい姿、やりたいこと、ほしいもの（Be,Do,Have）各３０個あげてくるやりたいことリストをつくる課題があって、
これが全部できたら人生最高だよね。じゃあ逆算してこの状態になるまでに、
どれくらいのお金があればいい？
そしたら必要な年収はどれくらい必要になる？そこが君の目指すゴールだね。
といった目標設定（今思えば刷り込み）から
健康大事や仲間大事などなどといったもの。
要はお金、時間、仲間、健康がそろった姿が成功した状態であり、
師匠の元で学んでいるのはこの成功を本気でつかみに行きたい人達だということ。
勉強会終了後Tちゃんからは「わたしもこれ全部実践してるよ！」と。
ここでも素直にすごいなと感心してしまいました。
平凡に生きてきた私にとって、
そうした志高く、自分の人生成功させるために、やる気にあふれる若者ばかりが集まっている環境というものが、とても素敵でキラキラした世界に見えてしまったのです。
特に経営に興味があったわけでもなかったのに、
ここで学ぶことで、人間的に磨かれていくのではないか
自分のためになって、かつ人生で成功して、やりたい事が全部できる人生を
歩めるのではないかという期待がどんどんと大きくなっていきました。
入会
そこから入会するまでは早く、
じゃあ、あなたはここまでの話を聞いてどうしたいの？
あなたが本気でやるつもりなら師匠のところに、
自分から弟子にしてくださいってお願いしにいけばいいんだよと。
今まで見てきたこと、聞いてきたこと、Tちゃんへの絶大なる信頼、
環境にいる人たちの真剣さと輝き、師匠のすごさをみて、
この環境が間違ってるわけなんてありえない、
今つかまなきゃいけない人生を変えるチャンスだ‼という
勢いのまま、実際何をするのかわかっていないにも関わらず、
師匠に弟子入りのお願いをしに行きました。
（今思えば本当にあほなんかと思いますが、当時は結構真剣でした。）
次項へつづく↓
